
去年買ったものの中で一番良かったもの。というよりは、今まではあまり所有していなかったけど、去年手に入れた本当に良いもの。
2. New Perspective : 価値観をちょっと変えてくれたもの
3. New Standard : ずっとスタンダードにしたいもの
去年のトレンドとしてではなく、これからも大切にしたいものという視点で選んだ、べストアイテム9選。
身につけるものを中心にご紹介した前編に引き続き、今回は「オブジェ」編。
6. Multi-Use Hand Blender
マルチクイックMQ735
1台で「つぶす」「混ぜる」「きざむ」「泡立てる」の4役をこなす、シェーバーブランドでおなじみブラウンのハンドブレンダー。
*写っていませんがスムージー用のカップもついています。
あたたかくて具沢山で栄養満点なのに、スープがいつでも食べられるお店ってSoup Stock Tokyo以外なぜ無いのでしょうか?(だから、スマイルズの遠山正道さんには感謝と尊敬の気持ちで一杯です)海外に行くと、カフェのメニューにも「Soup of the Day」ってわりと普通にあるし、デリコーナーにはモリモリなサラダの横に必ずスープが数種類あるのに・・・東京にもサラダショップはこんなにどんどん増えていくのに・・・。仕方ない、外に無いなら作ればいい!と思っていた時に、シェフ経験のある知人にハンドブレンダー便利よ!と後押しされ購入を決意。家電あるあるで本当にピンキリなのですが、ブラウンかパナソニックが一般的なようです。ブラウンはシェーバーメーカーのノウハウで刃が強そうというイメージと、洗いやすさでこちらに決定。丸ごと煮込んだ野菜にブレンダーを突っ込むだけで簡単に粉砕できるのはもちろん、フードプロセッサー的に使うこともできて、フムスづくりまで大活躍してくれた1年でした。
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Braun (ちなみに私は東急ハンズで購入しました!)
南瓜と生姜たっぷりのポタージュ。
仕上げには、たっぷりの胡椒とひと垂らしのオリーブオイルにイタリアンパセリを添えて。
フルコースのmenu仕立てのindexで、アートやカルチャー・スタイルを紹介するluncheon magazineとともに。
7. Modern Folkcrafts
ミニマルな輪郭と民藝的な表情が絶妙なバランス。一度見たら忘れられないカナダの女性陶芸作家の花器。
一時期前までは、マットな質感で無駄のないソリッドでミニマルな陶器にしか興味がありませんでした。もちろん今も好きなのですが、最近は同じテクスチャでもちょっと民藝っぽい表情のものが気になります。彼女のwomen baseという作品は、NYに行った時にいろんな店舗でディスプレイとして飾られていたのも印象的。この花器は、お花の数が少なくても、単体でオブジェとしても、存在感十分。お花を飾りたいけど、飾り方がイマイチ分からない、私と同じビギナーの方は、オブジェとしても大切にしたいと思える一輪挿しの花器探しから始めてみてはいかがでしょう?
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8. Vintage Silver Objet
小さくても、テーブルや部屋の一角の空気を変えてくれる、ヴィンテージのシルバーアイテム。
さらに、去年は光によって美しく輝くものも改めて気になり始めた年でした。決してキラキラとか、煌びやかとかではなくて、光を美しく透過したり、反射させたりすることで、その周囲に美しい空気を醸し出すようなマテリアル。極めて透明度の高いガラスや、シルクを纏ったかのようなシルバーの質感。左は、まん丸なフォルムに、籐で編まれたハンドルが特徴のティーポット。冬の小鳥のように愛らしい。右は小物入れなのですが、品格のあるシルバーなのに、描かれているのはゆるい牛柄というミスマッチ感がなんとも洒落ています。
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Left:guild Nemuro
Right:HAY hutte
拡大図としてスケッチしてみました。
「抽象的」って表現だと少し構えてしまうけど、「ゆるい」って言われると愛着が湧いてくる、言葉の不思議。
9. Organic Beauty
infine shabby mud
化学物質に頼らない、オーガニックとエコに徹底的にこだわったヘアケアブランド”O-WAY”のスタイリング・フィニッシュ剤。
質感が合わなかったり、香りが好みでなかったり、髪に残る感じが心地悪く感じてしまったり…理想的なヘアケア・ヘアスタイリング剤にはなかなか出会えませんでした。ですが、こちらはシアバターやバームを肌に塗る感覚で使うことができて、香りもティートゥリーみたいな自然を感じる香りが好み。しかも、髪にツヤも与えてくれるんです。最近はヘアメイクの最後の髪型を整える時間が、ちょっとした気分をリフレッシュする時間に。私はショートヘアで硬い髪質なのですが、これ1つでアホ毛を抑えつつ、ちょっとした毛束感を出したスタイリングもできてしまうのは、とてもストレスフルです!
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Summary
こうやって振り返ってみると、意外とモノトーンのものが多くなりましたね。
ベースはシンプルなものの方が、組み合わせ次第で彩り豊かな景色を作ることができるのかもということを再認識しました。
自分だけのSTYLEを見つけるため。とまではいかなくても、今年のお買い物計画を始める前に、手元にあるものを振り返ってみましょう!